鶴間秀典オフィシャルサイト

畑作農業体験記

平成19年9月20日

 

 地球温暖化、人口増加などによる食糧不足、バイオエタノールの生産による穀物価格の高騰などにより、近い将来畑作農業が見直され、都市から地方に作物の生産のために移住する人口が増加するのでは、と私は感じています。そういった環境を背景に北海道の農業はこれから再び脚光を浴びてくると考え、自給自足型の農業を新たな地域経済活性化策として捉えるべきではないでしょうか。これからの釧路地域において畑作農業が重要性を増してくると私は信じ、今回、阿寒で畑作を営み、直売場もあわせて経営している山崎農園の山崎一彦さんにお願いして、一日畑作農業体験をさせていただきました。
 

 
朝の白菜刈り、家族総出でしたね。 生とうきび丸かじり!
ちょっと食べ過ぎましたね。
 

 まだ日も明けきらない午前4時半に山崎農園に到着。みんな準備OKという感じで丘の上の畑にトラックで移動し、白菜狩り。あたり一面が白菜で、漬物にしたら一生食べても食べきれないだろう、なんて思いました。帰ってきてから直売場に出す野菜を並べ、朝食。新鮮な野菜をふんだんに朝から食べます。朝食後はキャベツ畑へ。次々と刈られ、容器に集められたキャベツを私はひたすらトラクターに乗せられたでっかいかごに運びました。満タンになって一丁あがり。それからまた直売所と農協が経営する赤いシャッポ用のとうきびを刈りに行きました。非常にレベルの高い選別で、少し小さかったり実が詰まりすぎていたものはそのまま畑に残してきました。私は残されたとうきびがもったいないと思い、その場で剥いて生で食べました。おいしかった〜。
 昼食後に少し休憩を取り、その後いも畑に行き、トラクターで掘り起こされたいもをみんなで選別しながら手で拾いました。山崎農園には色々な機械や重機がありますが、収穫のときはどれもやさしく手作業でした。それが終わってまたとうきび畑に行き、じゃんじゃんとうきびを取ってその場で皮を剥きました。このとうきびは赤いベレーに出荷され、そのまま冷凍されるそうです。その後、時間があったので、出荷用の白菜の箱をひたすら組み立てました。
 夕食までご馳走になり、わがままを言って釧路の地方卸売市場について行かせてもらいました。もうすでに日は落ち暗くなっていましたが、市場は動いており、農家の皆さんや仲買人の方がせっせと荷物を動かしていました。市場から帰ってきたのはもう8時ごろだったでしょうか。日の出から日没すぎの8時までびっしり働いていましたが、山崎さんは「今日は鶴間君がいたから早く終わったよ。」とさりげなく言っていました。
 

 
摩訶不思議、土の中からいもが傷もつかずに出てきます。 山崎さん自慢のデコトラ。荷台の壁が左右とも上に開きます。他にはないでしょう。
 

 冬は休みですが、シーズンはこの仕事を毎日こなしているのかと思うと農家のみなさんはすごいなー、とつくづく思いました。いろいろと市場の行き帰りに質問させていただきましたが、山崎さんのこだわりはいい品物を届けて、うまいと言ってもらうことだそうです。単純なことですが、本当に難しいことだと思いました。疲れましたが楽しい畑作体験でした。機会があればまたやりたいな〜。