鶴間秀典オフィシャルサイト

視察研修レポート
 

平成18年度 釧路市財政経済常任委員会視察研修

鶴間 秀典

日程:4月17日(月)〜20日(木)
目的地:大分県

 1日目、釧路から羽田経由で福岡まで飛び、中洲に宿泊。川沿いに屋台村のような屋台が並んだところでとんこつラーメンを食べた。まだ4月だというのに暖かく、「夏は道民には無理だなー」、などと感じながら、同席した人と楽しく会話しながら一杯飲んだ。もしかして、北大通りに活気を取り戻すにはこれかな。丸井今井の建物を壊して屋台村を作る。スクラップアンドビルドですよね。

   
博多の屋台 木の花ガルテン バイキングと地下の梅蔵
 

 2日目、福岡から去年合併した日田市の、木の花ガルテンへ。ここでは周辺の農家から産直の野菜を持ち寄ってもらい、オーガニックレストランを経営している。売りは地元のおばあちゃんの手作りのお惣菜。その数30〜40種類はあったでしょうか、それが入れ替わりのたびに違うものが出てきたりしていましたから、ものすごい豊富さを感じることができました。野菜をメインにしたバイキングで値段は1260円。健康的でしかもリーズナブル、博多や大分市などから1時間ぐらいということで、かなり昼時は混み合っていました。北海道も食の中身を転換しなくてはいけませんね。釧路では学校給食などへの応用を利かせて行きたいですね。その他、敷地内のショップには、旧大山町で盛んな梅を原料としたドレッシングやジュースなどの加工品や他にイチゴやゆずなどの加工品が並んでいました。健康にいいぞー、見ているだけでこんな印象を受けたのは私だけではないでしょう。

   
顔の見える農産物や加工品 趣きを感じる
伝統的建造物群
昔の酒造所
 

 午後から少し時間があったので日田市にある伝統的建造物群(昔の建物や町並みを守っているところ)を歩きました。昔の瓦屋根の建物を今風にアレンジしたお土産屋などもあり、商売になるから守られている、という側面も感じました。
 その後、日田市役所を訪問し、農業と林業について説明を受けました。農業では、環境省のエコタウン構想という補助率国50%、県5%の事業の中で進められている、堆肥化センターやバイオマス発電所などについて説明を受けました。堆肥化センターは農家の豚の糞尿、日田市の汚泥、生ゴミを堆肥化しており、建設費は9億6000万円、ランニングコストは年間8500万円(人件費3000万円、維持管理費2500万円、下水道処理費890万円、原価償却費1920万円など)となっている。センターの収入として、受益者負担で1日約50トンをトンあたり600円で受け入れ、農家全体では1100万円、市民は生ゴミで5500万円、汚泥で1000万円ほど負担している。また売電も行っており年間760万円、その他堆肥を売却した収入なども含めるとちょうど8500万円になり、見積もりは収支トントンということである。このエコタウン構想にくっつけられる施設は1つだけではないのでなかなか有効な使いやすい国の補助金だと思う。面積の広い釧路市では地域にあった規模の堆肥化センターなどを数箇所造ることができ、循環型社会の実現を目指していけるような気がしました。

   
日田市訪問 さくら満開! 関あじ、活きてます
 

 3日目、「関さば関あじ」で有名な大分県佐賀関漁業協同組合に行ってきました。昼食は漁協の経営する料理店で「関さば関あじ定食 2100円」たしかに一度には噛み切れないほど弾力があり、オリジナリティーは感じましたが、北海道の魚のほうが正直おいしく私は感じました。ブランドってすごいなー。70年代うまくメディアで取り上げてもらい、一躍有名になったということでしたが、すぐに偽物が出まわり、今は漁組のマークなどに29種類もの商標登録をし、ブランドの価値を守っているということです。勝ち組には勝ち組の悩みがあり、守り方があるというところですかね。
 
 4日目は買い物をしながらあくせくと釧路に帰りました。
今回は合併後初めての委員会視察。私としては委員会の視察で本州まで行くとは思いもしていなかったので、正直釧路市ってお金ないのになー、一生懸命やらなくちゃ、という感じでした。全体的に天気がよくてよかったです。今後は視察の前後に自分の日程を取り入れ、もっと貪欲に密度濃く行きたいですね。